橋を渡ると南北に桜並木がある。江戸時代河原の一部を埋め立て馬場にし桜を植えたのだそうだ。(詳細は写真参照)
この遊歩道沿いに激しく不戦を誓った詩碑が建っている。
高知県吾川郡、旧池川町出身の竹本源治氏の詩である。
忘れているものを呼び覚まされる。
戦死せる教え児よ
逝いて還らぬ教え児よ
私の手は血まみれだ
君を縊ったその網の
端を私も持っていた
しかも人の子の師の名において
嗚呼!
「お互いにだまされていた」の言訳が
なんでできよう
慚愧 悔恨 懺悔を重ねても
それが何の償いになろう
逝った君はもう還らない
今ぞ私は汚濁の手をすすぎ
涙をはらって
君の墓標に誓う
「繰り返さぬぞ絶対に!」
私の手は血まみれだ
君を縊ったその網の
端を私も持っていた
しかも人の子の師の名において
嗚呼!
「お互いにだまされていた」の言訳が
なんでできよう
慚愧 悔恨 懺悔を重ねても
それが何の償いになろう
逝った君はもう還らない
今ぞ私は汚濁の手をすすぎ
涙をはらって
君の墓標に誓う
「繰り返さぬぞ絶対に!」