桜馬場

--- 2013年5月2日 (木) ---

園内西側には江ノ口川を渡る小さな橋(桜馬場橋)がある。
sakurabababashi

橋を渡ると南北に桜並木がある。江戸時代河原の一部を埋め立て馬場にし桜を植えたのだそうだ。(詳細は写真参照)
sakurababazu

桜並木も今は新緑に包まれている。
sakurababa

この遊歩道沿いに激しく不戦を誓った詩碑が建っている。
高知県吾川郡、旧池川町出身の竹本源治氏の詩である。
忘れているものを呼び覚まされる。
takemoto

戦死せる教え児よ
逝いて還らぬ教え児よ
私の手は血まみれだ
君を縊ったその網の
端を私も持っていた
しかも人の子の師の名において
嗚呼!
「お互いにだまされていた」の言訳が
なんでできよう
慚愧 悔恨 懺悔を重ねても
それが何の償いになろう
逝った君はもう還らない
今ぞ私は汚濁の手をすすぎ
涙をはらって
君の墓標に誓う
「繰り返さぬぞ絶対に!」

桜馬場」への2件のフィードバック

    1. かたやん 投稿作成者

      いかなる理由があろうとも戦争は絶対してはならない。

      返信

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